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地域猫保護活動ネットワーク

ねころびの活動

私たちはこの世から不幸な野良猫や、恵まれない立場の動物の保護を行うために活動しています。

Mission

私たちの使命

私たちは日本中の犬猫殺処分ゼロを目指しています。しかし私たちに出来ることは限られています。私たちがこのエリアで数百匹の猫を救ったとしても、全国ではその何百倍もの尊い命が殺処分されています。それでも「誰か」が「何か」をしなければこの世界は変わりません。私たちはこの世から不幸な野良猫をなくし、恵まれない立場の動物の保護を行うために活動しています。

Problem

問題:野良猫はなぜ増えるのか

この世に「野良猫」という種類の猫はいません。全ては人間が捨てたことから始まったんです。せっかく産まれてきたのに人間の都合で殺処分される不幸な猫たち。この子たち全てを救うには、私たちの「保護活動」だけでは全く追いつきません。まずは野良猫を増やさないこと!その方法を皆さんに知っていただく必要があります。

How to

野良猫を増やさないために

様々な情報が様々な手段で入手できる現代、情報の取捨選択が大変重要となります。ネットを検索すると到底賛同できない間違えた情報にも「いいね」がたくさん付いている場合もあります。どの考えが正しく、どの考えが間違えているのか、選択を間違えればあなたにも「多頭飼育崩壊」の危険が訪れるのです。

猫のイラスト

飼育管理

猫は1年に2~3回出産できます。そして交尾をすれば、ほぼ100%妊娠します。最初はオスメスの2匹でも、産まれた子猫がまた生後半年で妊娠可能となるため、避妊去勢手術を施さないまま、オスメスを混在飼育すれば、あっという間に猫は増えてしまいます。愛猫の体調管理はもちろん、多頭飼育の場合は避妊去勢手術もしっかりと行ってください。

猫のイラスト

室内飼育

猫は野生動物ではありません。外には決して出さず完全室内飼育をお願いします。可哀そうだからと放し飼いにすると逆に愛猫を危険に晒すこととなってしまいます。交通事故、妊娠、感染症、虐待など外には危険しかないのです。

猫のイラスト

飼育制限

生後半年くらいでワクチンの摂取と避妊、去勢を済ませる必要があります。去勢・避妊手術にかかる費用は15,000円~30,000円。ワクチンは5,000円くらいかかります。さらに病気や怪我をした場合は数十万円かかることも。こういった飼育にかかる費用も考えて、飼える数を飼いましょう。

Incident

事件:多頭飼育崩壊

2018年6月、名古屋市北区の市営住宅で、猫約40匹を不衛生な環境で飼っていた40代の姉妹が愛知県警に動物愛護法違反(虐待)の疑いで書類送検されました。二人が猫を飼い始めたのは、別の借家にいた約6年前。知人から3匹を引き取ったのが始まりでした。避妊・去勢手術は「手術をしたら猫が太る」からとしない。「ケージでは可哀想」とオスメスを分離せず放し飼いにする。知人に譲った猫が交通事故で死んだからと「猫を人にあげられない」など、多頭飼育崩壊は時間の問題だったのだと思います。

2017年

猫の引き取り数

これは、環境省自然環境局総務課動物愛護管理室の発表した全国の猫の引き取り数です。引き取り数「62,137匹」のうち、20%弱の「11,146匹」が飼主からの直接引き取り数なのです。
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引き取り数

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返還・譲渡数

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殺処分数

上の数字を見て考えていただきたいのは、なぜ「62,137匹」もの猫たちが収容されたのかということです。この引き取り数を限りなくゼロに近付ける事こそが殺処分をゼロにすると私たちは考えます。
ねころび代表
山本 麻衣
ねころび代表

Wish

私たちの思い

環境省によると、2017年度の猫の殺処分は全国で約3万5千匹でした。名古屋市の猫の殺処分数(収容中に死んだ猫を含む)は、1988年度の1万1193匹をピークに減少傾向でしたが、2009年度の殺処分数は政令指定都市の中でワーストでした。2018年度に麻酔薬などで殺処分された猫は161匹で、2017年度の76匹から急増し、4年ぶりに増加に転じました。

0%

99% では 1% 足りない

100% 殺処分のない世界を目指して

Activity

ねころびの活動

ねころびの活動の基本軸は「TNR活動」です。TNRとは、野良猫を捕獲(Trap・トラップ)し、不妊去勢手術(Neuter・ニューター)を行い、元の場所に戻す(Return・リターン)猫にも人にも優しい地域活動です。この活動は一匹の野良猫から子猫が産まれ続けることによる野良猫の繁殖を、親猫に不妊去勢手術を施すことにより防止し『飼い主のいない猫』に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。TNRは地域から野良猫を無くすための最も効果的な活動と言われています。リターンした猫は『さくらねこ=地域猫』として地域と共存しながら、一代限りの命を全うさせます。TNR活動は地域の方のご理解なしには進みません。そのためねころびは、名古屋市の支援下で地域猫対策(TNR)が行える「なごやかキャットサポーター」の資格を取得しました。一人で出来る事は限られています。ねころびはより多くの方々に「なごやかキャットサポーター」となっていただき、より多くの地域で「TNR活動」が行えるよう支援しています。

子猫と花の画像

TNR活動

TNRとは、Trap(トラップ・捕獲)し、Neuter(ニューター・不妊去勢手術)を行い,Return(リターン・元の場所に戻す)地域から野良猫を無くすための最も効果的と言われる活動の名称です。

 

手の中の子猫画像

活動の拡大

なごやかキャットサポーターとは、のら猫(飼主のいない猫)のフン尿などによる地域の環境問題を解決するため、猫が好きな方と苦手な方の両方に配慮しながら、新たに子猫が増えないよう避妊去勢手術を実施し、のら猫を適切に管理するボランティア活動です。

猫と手の画像

譲渡会の運営

現在(2017年)でも全国で年間約3万5千頭もの猫が殺処分されています。ペットが欲しい方はショップでの購入を考える前に、是非、ねころびの猫ちゃんたちの里親になることを検討して頂ければと思います。ねころびにて保護をした子猫たちは、ねころびシェルターにて適切な環境のもと愛情を注ぎ育てています。

ねころびの活動に協力していただける方がどんどん増えています。

あなたもねころびの活動に参加しませんか?