保護猫カフェより依頼があり、捕獲のお手伝いをしてきました。
「野良猫親子に餌やりをしていたら近隣から苦情が来て、餌やりをしないでくれと言われて何日もあげることができていない。保護したいけどやったことがないのでどうしたらいいかわからない 」
という方が相談にみえているということでした。
保健センターや愛護センターなど色々な所に電話を掛けて相談をしたそうですが、どこにも協力してもらえなかったと困っておられたそうです。
捕獲器2つ、洗濯ネット3枚、キャーリー3つを車に積んで、相談者さんのお宅に行ってきました。
2階に案内されると窓の外に子猫ちゃん。
ニャーと鳴いてご飯を待っていました。
「何日もあげていないからかわいそう。」と、相談者さん。
捕獲器を持っていったのですが、まさかの屋根の上だったので滑り落ちていきました。
捕獲器役に立たず…。
相談者さんに懐いている様子だったので、首を持って捕まえてもらい、私が洗濯ネットを構えて保護。
キャリーの中へ。
パニックになった子猫はキャリーの中で大暴れ。何やら臭い物を放ちました。
その臭いが強烈でした。
兄弟猫も少し前までいたとのことだったのでしばらく待機していましたが、警戒してしまい現れませんでした。
子猫達は相談者さんがワクチン代を負担して下さるとのことなのでずっとのおうちを探し、親猫はTNRすることになりました。
近隣の方への説明も必要です。
目ヤニは酷いし、臭いし、ガリガリ。
↑目ヤニ拭きました。
残りの兄弟猫と親猫も早く保護したいと思います。
相談者さんは、途方に暮れて子猫を捕まえてどこかに置いてこようと思っていたそうです。
それは遺棄なので絶対にダメです。
こうやって猫のことを心配して困っている方が、どこにも相談する所がない、協力してもらえないという行政の体制は変えるべきだと改めて思いました。