よくあるご質問

野良猫の保護について

現在、たくさんのご相談が来ております。猫の保護方法についてのアドバイスはさせていただきますが、人手が全く足りておらず、現地に出向いての捕獲のお手伝いができない状態です。野良猫の保護には、ご相談者様ご自身のご協力が必須となります。
さらには避妊去勢手術に対するご理解や、リターンの承諾、その後のお世話についてもご了承いただく必要がございます。

野良猫の保護方法を教えてください

釣具屋さんに売っているたも網を使ってください。応急としてはバスタオルで包んで捕獲する場合もあります。
こうした方法では捕獲が難しい場合は、保健センターに行けば「捕獲器」を貸してくれます。

捕獲器で猫を捕まえたい

野良猫を捕獲器で捕まえる行為は、保護目的の場合のみ認められています。
それ以外の理由でむやみに捕獲器を使用して猫を捕まえると法律で罰せられる可能性があります。
保護を目的とした捕獲の場合でも、捕獲器に入った猫を長時間炎天下の中で放置するなど、猫をむやみに傷つけたとみなされると、処罰の対象となる場合があります。

捕獲器がうまく使えません

捕獲器に入ってくれない子は、まず中に入れるご飯をにおいの強いものにするのがお勧めです。
缶詰や、焼き魚など。そして捕獲器の入り口から奥に向かって少しずつ餌を置いて誘導。
それでも入ってくれない子は、ご飯を食べているところをタモ網でガバっと被せる。
または、ケージの中で何度かご飯をあげて安心してもらって、それから扉を閉める。遠くからでも閉められるように扉に紐を付けて引っ張るのが良いです。

野良猫の親子を見つけました

ママ猫は避妊手術をして戻してあげます。子猫は保護できる場所があれば保護してあげて下さい。保護ができない場合は、大きくなるのを待って不妊手術をして戻しましょう。保護した子猫のずっとのおうちを探す場合はお手伝いします。

子猫を保護してください

まずは、ママ猫の避妊手術をお願いします。近くにいると思います。せっかく保護してもまたママが出産すれば同じことの繰り返しになります。
現在、保護している子の数が上限に達し、ねころびでのお預かりができません。ずっとのおうち探しのお手伝いはさせていただきます。

弱っている猫がいるので保護してほしい

その子が人馴れしている子でしたら、ご自身で動物病院に連れて行ってあげてください。触れない子の場合はご相談下さい。保護するための捕獲器を貸し出します。

ご相談者様へ

ねころばは、保護猫活動団体「ねころび」が、保護猫活動を行いながら運営しています。スタッフ全てが活動以外にも自分自身の仕事も持ち、お給料をいただきながらその空いた時間で、ボランティアとしてねころばを運営しています。

手術について

野良猫の保護には、ご相談者様ご自身のご協力が必須となります。
さらには避妊去勢手術に対するご理解や、リターンの承諾、治療費やその後のお世話についてもご了承いただく必要がございます。

手術はかわいそうじゃないですか

活動を行なっているとこういう声にも出会います。ですが、妊娠、出産の繰り返しは、母体にとって大きな負担となります。
さらには病気や寿命を縮める原因ともなります。

譲渡について

現在でも全国で年間約1万頭近い猫が殺処分されています。ペットが欲しい方はショップでの購入を考える前に、是非、保護猫たちの里親になることを検討して頂ければと思います。気になる猫ちゃんに出会えたら、是非、譲渡会やふれあいシェルターに会いに来てください。

タダで譲っていただけるのですか?

正式譲渡の際にいただく費用は、その猫ちゃんの価格ではなく、保護するに当たって必要だった医療費や飼育費用です。そのお金は、また新しい猫ちゃんを迎え入れるための命を繋ぐ費用です。

親戚にあげようと思っています

その場合は、親戚の方に直接会いに来ていただき、トライアルもその方に申し込んでいたただく必要がございます。

飼えなくなったらまた引き取ってもらえますか?

猫ちゃんたちは「都合の良いペット」ではありません。この子たちを一生涯「家族」としてお迎えいただくことが、譲渡条件となります。

トライアルの必要ありません

トライアルは、里親様や先住猫など新しい環境と猫ちゃんがうまくやっていけるかどうかを試す準備期間でもありますが、ねころびスタッフが里親様の飼育環境が適正かどうかを直接訪問して見極めるという役割もあるのです。
ペット飼育可物件にお住いであることはもちろん、猫ちゃんが脱走しない室内環境であるか等についても拝見いたします。
そのためトライアルは必ず申し込んでいただく必要がございます。