2018年6月。
仕事に行こうと歩いていた時、よだれが地面まで垂れ下がり身体中が汚れた猫に出会いました。
ご飯は置いてあったのですが食べようとしませんでした。
その姿に衝撃を受けた私は保護して治療をすることに。
反対意見や高額な治療費が掛かるという話も聞きましたが、私の気持ちは変わりませんでした。
SNSで協力を呼びかけたところ、寄付したいという方たちが現れ親切な先生のいる病院も紹介してもらいました。
悪天候の日もありましたが毎日通ってなんとか保護。
たくさんの方にご飯をもらって可愛がられている子だと知ったので、口の中の治療後に元の場所に戻しました。
その後、男爵を子猫の頃に保護しようとした方たちがいたことがわかり、更に保護できるならおうちの子にしてあげたいと思っているという方まで現れました。
たくさんの方達が8年間気にかけていた男爵くんは、今は家猫として幸せに暮らしています。